金融教室

保険料を半額にした人が実践した「保険の見直し3ステップ」

この記事でわかること

  • 保険の見直しを妨げる思い込みを解消
  • 3ステップで保険を整理する方法
  • 不要な保険を見極める判断基準
  • 削減した保険料の活用法
  • 保険見直し後に確認すべきこと

はじめに:保険の見直しを後回しにしている理由

「保険は難しそう」「担当者に悪い気がする」「解約すると損しそう」。こういった理由で保険の見直しを後回しにしている方が多いです。しかし毎月2〜3万円の保険料を払い続けながら、そのお金がどんな保障になっているか説明できない状態は、家計にとって大きなリスクです。

この記事では、保険の見直しを3ステップでシンプルに進める方法を解説します。


第1章:保険見直しを妨げる思い込み

思い込み①:解約すると損する
貯蓄型保険を途中解約すると解約返戻金が元本を下回ることがあります。ただし「払い続けた場合の機会損失」と比較することが重要です。月2万円の保険料をNISAに回した場合の将来価値と比べて判断しましょう。

思い込み②:担当者に申し訳ない
保険契約は契約者(あなた)の権利です。見直しや解約を申し出ることは当然の権利であり、遠慮する必要はありません。

思い込み③:今更変えられない
保険の変更・解約はいつでもできます。加入期間が長くても、今日から見直すことで節約効果が出始めます。


第2章:3ステップで保険を見直す

STEP1:保険証券を全部出す

自宅に保管されている保険証券をすべて取り出し、一覧表を作ります。

確認すべき項目:

  • 保険の種類(生命・医療・がん・学資など)
  • 月額保険料
  • 保障内容(何があった時にいくら出るか)
  • 満期・解約返戻金の見込み

証券が見つからない場合は、クレジットカードや銀行口座の引き落とし履歴から契約を特定できます。

STEP2:保障の「必要性」を評価する

各保険について「この保障が本当に必要か」を判断します。判断基準は以下の2点です。

①公的保険でカバーできるか
高額療養費制度・傷病手当金・遺族年金など、公的保険の内容と重複していないかを確認します。

②この保険がなかった場合のリスクを自己資金でカバーできるか
貯蓄が300万円以上ある場合、医療費は高額療養費制度+貯蓄でほぼカバーできます。

STEP3:不要な保険を解約・減額する

必要性が低いと判断した保険から順に、解約または保障内容の縮小(特約外し・減額)を進めます。

一度に全部変えようとせず、毎月1件ずつ見直すペースで十分です。


第3章:保険種類別の判断基準

保険の種類判断基準
医療保険貯蓄が100万円以上あれば不要を検討
がん保険医療保険との重複確認。どちらか1本に絞る
死亡保険子どもがいる・収入が主な担い手なら必要
学資保険NISA(ジュニアNISA・特定口座)の方が有利なことが多い
就業不能保険自営業・フリーランスには必要。会社員は傷病手当金を確認
火災・地震保険持ち家なら必須

第4章:削減した保険料の活用法

保険を見直して月2万円浮いたとします。このお金の使い方で人生が変わります。

おすすめの順序

  1. 生活防衛資金(6ヶ月分)の積み増し
  2. 新NISAの積立額を増やす
  3. iDeCoを始める(節税効果もあり)

月2万円をNISAに追加積立した場合(年利5%・30年):約1,664万円の追加資産形成になります。


まとめ

  • 保険見直しの3ステップ:①証券を出す→②必要性を評価→③不要を解約
  • 高額療養費制度と貯蓄があれば医療保険は見直し余地あり
  • 削減した保険料はNISAへ回す
  • 完璧にやろうとせず、1件ずつ進める

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この記事はししまるの金融教室が執筆しました。投資はご自身の判断と責任のもと行ってください。特定の金融商品・サービスへの投資を勧めるものではありません。