この記事でわかること
- 児童手当・高校無償化・幼児教育無償化の最新情報
- 医療費助成の自治体別の違い
- 出産育児一時金・育児休業給付金の申請手順
- 知られていないお得な制度5選
- 申請期限のある制度カレンダー
はじめに:申請しないともらえないお金がある
日本には子育て世帯向けの手厚い補助金・給付金制度があります。しかし多くは「申請しないと受け取れない」仕組みです。知らないまま申請しないと、受け取れるはずのお金を逃し続けます。
この記事では、共働き・子育て世帯が活用できる主要制度を網羅的にまとめます。
第1章:子どもが生まれたら最初に申請する制度
出産育児一時金(50万円)
健康保険から支払われる出産費用の補助金。子ども1人につき50万円(2023年4月から引き上げ)。多くの場合、産院が直接請求する「直接支払制度」で自動的に適用されます。
申請先:加入している健康保険組合(産院経由が一般的)
注意点:出産費用が50万円を下回る場合、差額の請求が必要
児童手当
| 子どもの年齢 | 支給額(月額) |
|---|---|
| 0〜2歳 | 15,000円 |
| 3歳〜小学校修了 | 10,000円(第3子以降15,000円) |
| 中学生 | 10,000円 |
申請先:市区町村役所(出生から15日以内に申請推奨)
注意:申請が遅れると遡及して受け取れない場合があります。最優先で申請を。
育児休業給付金
育休取得中に雇用保険から給付される手当。育休開始から180日間は給与の67%、以降は50%が支給されます。
手続き:ハローワークに会社経由で申請(自分での申請も可能)
注意:育休開始後、2ヶ月ごとに継続申請が必要
第2章:継続的に受け取れる給付金
幼児教育・保育の無償化
3〜5歳の子どもの保育料が原則無償。0〜2歳は住民税非課税世帯のみ対象。
認可保育所・幼稚園・認定こども園が対象。認可外保育施設は月3.7万円まで補助。
高校授業料の無償化
年収目安910万円未満の世帯は、公立高校の授業料が実質無償。私立高校も支援金の対象(年収に応じて支給額が変わる)。
医療費助成(こども医療費助成)
子どもの医療費(通院・入院)を補助する制度。自治体によって対象年齢・補助内容が異なります。多くの自治体で中学生まで、一部は高校生まで対象。
第3章:知られていないお得な制度5選
①高等教育の修学支援新制度
年収380万円未満の世帯の子どもが大学・専門学校に進学する場合、授業料の減免と給付型奨学金が受け取れます。事前に大学への申請が必要。
②児童扶養手当(ひとり親家庭)
ひとり親家庭向けの手当。子ども1人の場合、月最大44,140円(2024年度)。所得制限あり。
③乳幼児医療費助成(マル乳)
自治体独自の補助で、保険適用の医療費が無料または低額になる。住民票がある自治体の制度を確認。
④ベビーシッター利用支援事業
認可外保育施設やベビーシッターの利用料を補助する自治体独自の制度。東京都など一部自治体で実施。
⑤教育費の非課税制度(教育資金贈与)
祖父母から孫への教育資金贈与が1,500万円まで非課税になる制度。専用口座への信託が必要。
第4章:申請期限のある制度カレンダー
| 時期 | 申請・確認すべきこと |
|---|---|
| 出生直後 | 出産育児一時金(産院経由)・児童手当(15日以内推奨) |
| 育休開始時 | 育児休業給付金の手続き開始 |
| 育休中(2ヶ月ごと) | 育児休業給付金の継続申請 |
| 4月前(幼稚園・保育所入園前) | 幼児教育無償化の手続き確認 |
| 高校入学年度 | 高校授業料支援金の申請 |
| 大学受験前年 | 高等教育修学支援制度の事前確認 |
| 毎年6月 | ふるさと納税の上限額確認・申込計画 |
まとめ
- 子育て関連の給付金は「申請主義」。知らないと損する
- 児童手当は出生から15日以内の申請が重要
- 育休給付金・幼児教育無償化など継続的な給付を把握する
- 自治体独自の医療費助成も必ず確認を
次に読むべき記事
ししまるの金融教室|SNSでも発信中
難しいお金の話を毎日わかりやすくお届けしています。ぜひフォローしてください!
| SNS | アカウント |
|---|---|
| 🐦 X(Twitter) | @banker_novice |
| 🧵 Threads | shishimaru.class |
| ▶️ YouTube | @ししまるの雑学教室 |
| 🎵 TikTok | @shishimarustudious |
| shishimaru.class |
この記事はししまるの金融教室が執筆しました。投資はご自身の判断と責任のもと行ってください。特定の金融商品・サービスへの投資を勧めるものではありません。